スタローン『ランボー』リメイク版に出演せず!うわさ完全否定
シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』をボリウッドの新星タイガー・シュロフ主演でリメイクする新作映画に、スタローンは出演しないという。代理人を通してDeadlineに語った。
『ランボー』は、ディヴィッド・マレル著「一人だけの軍隊」を原作に、ベトナム帰還兵ジョン・ランボーの闘いを描いたアクションシリーズ。今回のリメイク版では、インドの映画俳優ジャッキー・シュロフの息子にして、2014年の映画『ヒーローパンチ(原題) / Heropanti』で映画デビューしたタイガーがランボー役に抜てき。
そんな本作にスタローンが出演するのではないかとファンの間でうわさが広まっていたものの、スタローン側は「タイガー・シュロフ主演の『ランボー』には、どのような状況下でも関わることはありません」ときっぱり否定し、「彼ら自身で、うまくいくことを願っています」とコメントした。スタローンは現在、もう一つの代表作『ロッキー』の新たな物語を描いた『クリード チャンプを継ぐ男』の続編の製作・脚本を担当しており、そちらに集中したい意思の表れとも思われる。
『ランボー』リメイク版の物語は、インド軍のエリート秘密部隊の生き残りである主人公が、戻った生まれ故郷でもうひとつの戦争に巻き込まれ、再び戦闘マシーンとなり、ジャングルやヒマヤラの極寒の山を舞台に騒乱を巻き起こすというものになると伝えられている。監督は、トム・クルーズ主演『ナイト&デイ』のインド版リメイクを手掛けたこともあるシッダールト・アナンダ。公開時期は2018年後半を予定しているという。(編集部・石神恵美子)