マーベル巨匠スタン・リー、ハリウッド殿堂入り!豪華ゲストが集結
マーベルコミックスの巨匠スタン・リー(94)が、ハリウッドの殿堂入りを果たした。米ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで現地時間18日に行われた記念セレモニーでは、マーベルスタジオの代表ケヴィン・ファイギらゆかりのある人々がそろって駆け付け、祝福した。
スタンといえば、「X-MEN」「スパイダーマン」など数々のマーベルコミックスを手掛け、近年では映画界を席巻しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品をはじめ、マーベルコミックス原作の実写映画へのカメオ出演でもよく知られている。94歳になっても元気いっぱいで、まさに生きるレジェンドとして多くのファンから愛されている。
そしてこの日、スタンがスターの証となる手形と足形を残す記念セレモニーには、マーベルスタジオの代表ケヴィンを筆頭に、新作映画『ブラックパンサー(原題) / Black Panther』の主演を務めるチャドウィック・ボーズマン、国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)のコールソンを演じているクラーク・グレッグ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督、そして『Mr.タスク』などのケヴィン・スミス監督らが登壇し、祝福のメッセージを送った。
最後にステージに上がったスタンは「もし私がこんなにすごいと知っていたら、昇給をお願いしていたことでしょう」とジョークを飛ばしつつ、「これがどんなに大きな意味を持つかことか。ワクワクしていますし、とにかく圧倒されています」と感激の様子。また、今月6日に永眠した最愛の妻ジョーン・リーさんがその場にいないことを嘆きつつも、人々に感謝の意を伝えた。
「私が言えるのは、心の底からどうもありがとうございますということ。でも、この表現にはずっと疑問を抱いていたのですが、なんで心の底なのか、心の頂よりも大事ということなのか? だから私はこう言おう。心の全てからありがとう。それでどうだい?」とスタン節を炸裂させつつ、「みなに幸あれ、そしてもちろん、エクセルシオール!(向上せよ!)」とスタンが編集後記の締めに用いるおなじみの言葉で締めくくった。(編集部・石神恵美子)