セクハラ報告したら解雇された ボディーダブルが局を訴える
ゴールデン・グローブ賞受賞ドラマ「アフェア 情事の行方」で主演女優ルース・ウィルソンふんするアリソンのボディーダブルをしていたアシュリン・アレクサンダーが、セクハラを報告したら解雇されたとして米ケーブル局ショータイムに対し訴訟を起こした。
TMZ.comによると、事の発端は撮影の進行予定表にアシュリンの名前ではなく“アリソンのセクシータイムのボディーダブル”と書かれていたことだという。セクハラだと感じたアシュリンは、番組のアシスタントディレクターを問い詰め、不適切だったことを認めさせたが、相手は同時に彼女を小ばかにし、お前の代わりはいくらでもいると言ったそう。その6日後にクビになったという。
番組側はアシュリンの髪の色が合わなくなったから解雇したと主張しているらしいが、彼女によると、いつもウィッグをつけていたため、そのような理由はあり得ないとしている。
「アレクサンダーさんは屈辱を受けました。彼女は自分の仕事を真剣に受け止めていましたが、あの進行予定表を見て、『アフェア 情事の行方』の関係者全員が、彼女が性の対象物扱いされているのを見ることになったのです。アレクサンダーさんは標的にされ、一緒に仕事をしている全員の前でおとしめられたのです」と訴状に書いてあると The Wrap は報じている。
この体験により、アレクサンダーさんはうつ状態になり、次の仕事でも同じようにハラスメントを受け、屈辱を受けるのではないかと怖くなり、自信を持てずに不安症に陥っていると主張している。(澤田理沙)