意味深な発言が続々…仮面ライダーエグゼイド劇場版が描く“真のエンディング”とは?
間もなく最終回を迎える特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」に出演している飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、岩永徹也、松田るか、小野塚勇人、甲斐翔真、黒崎レイナが26日、都内で行われた『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』完成披露試写会舞台あいさつの場で、これから放送予定の最終回、そしてテレビシリーズの最終回を待たずに“真のエンディング”が先行公開される映画の見どころを語った。この日はほかに中澤祥次郎監督とゲストの藤本美貴、ブラザートム、堂珍嘉邦らも来場した。
現実世界を滅亡させ、仮想現実(VR)空間で世界を乗っ取ろうとする忍者集団と仮面ライダーのバトルを描くこの劇場版。見どころとして、VR(仮想現実)空間での戦いを挙げた飯島は、「今回、VR(ヘッドセット)をつけて戦うことになるのですが、ゲーム世界にポツンといる感じなんです。新しい戦い方が観られると思うので、そこもお楽しみに」とコメント。続く瀬戸は、「今回、取り扱っているお話に基づいて、本当の医療の手術室を使わせていただいて」と説明するも、話していくうちに「助手に飯島……じゃなくて、(飯島の役名)宝生永夢を率いて……。率いて?」と次第に雲行きが怪しくなっていく始末。
それを見かねた飯島が「まとめると、実際に医療の講習を受けました。医療の知識を入れて、お芝居に生かせたらと思いました」と瀬戸の代わりに説明。すかさず松田も「ちゃんと医療の講習を受けたということでしょ」とフォロー。そんな周りのサポートを受け続ける瀬戸に対して小野塚が「飛彩(鏡飛彩、瀬戸の役名)は助手だよ!」と宣告し、会場は大笑い。「みんな先に言っちゃうんだもん」と嘆く瀬戸に対して、飯島も「こういう子なんです」とクスクス笑い。そんなやり取りからは、共に歩んできたチームワークの良さを感じさせた。
また、松本は「本編とリンクするところがあるので、そこも観てほしいし、エピローグでは、本当に1年間のすべてが詰まっているなと感じたので、そこも楽しみにしてもらいたい」と語る。松田は「(ドラマ)本編が終わる前に、映画を観ることになるわけですが、この(映画の)エンディングが本編とどうつながるのか想像するのも楽しみだと思います。あえて皆さんをこんがらがらせることを言うと、映画に出てくるポッピーは、今本編に出ているポッピーではないかもしれません。でも映画を観ただけではそれはわかりません。本編を観たときにこれだったのかとなるかもしれません」と意味深に語ってみせた。
さらに小野塚は「僕は革ジャンスタイルから、なぜCRの白衣を着ているのか。トゥルーエンディングということで、まだ本編では描かれていないところを観ることができるので。とにかく、めっっっっっちゃ面白いですよ」と期待をあおった。それらキャスト陣のコメントを笑顔で聞いていた中澤監督は「この映画はエグゼイドの集大成。医療も頑張りましたし、ゲームも頑張りました。ここにいる彼らがすごい熱演をしています。彼らの1年間の成長と、すばらしい熱演を堪能していただけたら」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』は8月5日公開