アンジェリーナ・ジョリー、ベル麻痺を患っていた
女優のアンジェリーナ・ジョリーが、昨年ベル麻痺と診断されていたことを Vanity Fair のインタビューで初めて明かした。
ベル麻痺とは、顔面神経の機能不全により、顔の片側に筋力低下や麻痺が生じる病気。ほとんどの人が数か月以内に回復するとされている。昨年、アンジェリーナはブラッド・ピットとの離婚を申請し、6人の子供たちの親権問題でもめていると連日メディアをにぎわせていたが、心労は相当なものだったようだ。
高血圧に加え、ベル麻痺と診断されたというアンジェリーナは「時に、家族のいる女性たちは自分のことを後回しにしてしまう。自分の健康に異変が表れるまではね」とコメント。はり治療をし、現在は完全に回復したという。これまでにベル麻痺を患ったことがあると明かしたことがある俳優には、ジョージ・クルーニーやピアース・ブロスナンなどがいる。
また、ブラッドとは直接会話が可能になるまでに関係が修復したという報道は事実かと問われたアンジェリーナは、うつむき、答えを探す様子で長い間を取った後、「わたしたちは互いのことを大事に思っていて、家族のことを第一に考えている。そして同じゴールに向かって取り組んでいる」と回答。彼女自身の両親の離婚から思うところがあったといい、「わたしは母親のことをすごく心配しながら育った。わたしの子供たちには、わたしのことを心配してほしくないの。彼らの前ではなく、シャワー中に一人で泣くことがとても重要だと思う。彼らは全てうまくいっていると知る必要があるから。たとえ本当にそうなのか確かでない時でもね」と続けている。(朝倉健人)