羽生結弦、自分と同じ病気の子と踊る「24時間テレビ」に4年連続出演
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、「24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~」(8月26~27日放送・日本テレビ系)に出演することが決定し、「24時間テレビ」に4年連続出演を果たすことが明らかになった。今回羽生選手は、彼に憧れてアイススケートを始めたぜんそくの少年・池葉宙くんとのアイスショーを披露する。
2014年は東日本大震災の被災地への思いを胸に、2015年は被災地・福島の少女たちの歌声に乗せて舞い、2016年は同年大地震に見舞われた熊本でスケート少女と共にアイスショーを繰り広げてきた羽生選手。今年は彼と同じく小児ぜんそくを患った少年・宙くんと一緒にスケートを踊り、ぜんそくや病気に負けずに頑張っている子供たちに向けてエールを送る。
羽生選手が小児ぜんそくと診断されたのは、2歳の時。当時の彼は同じぜんそくのスピードスケート選手、清水宏保に勇気づけられたという。彼自身の今の勇気の出し方は「自分が持っているものを一生懸命やるっていうのが、僕の勇気の出し方かなと思います」とのこと。「やっぱり不安とかもあるし、怖さとか恐怖とかそういうのってあると思う、勇気を出さないといけない時って。それって多分全力を出そうとしたりとか、一生懸命何かやろうとしている時にそういうものを感じることだから、それを感じるということは、既に勇気を出せているから、そのまま頑張れば勇気って出るんじゃないかなって思います」。
また羽生選手は、病気を言い訳にはせず世界のトップで戦い続ける思いも今回初めてテレビで語るという。(編集部・井本早紀)