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『ゴジラ』シネマ・コンサートに六本木ハロウィンでオールナイト上映も!東京国際映画祭イベント盛りだくさん!

『ゴジラ』を観ながら生演奏!
『ゴジラ』を観ながら生演奏! - TM&(C)TOHO CO.,LTD.

 10月25日~11月3日に行われる東京国際映画祭にて、節目である30回目を盛り上げるべく、日本が誇る人気作『ゴジラ』(1954)をオーケストラの演奏と共に上映する「『ゴジラ』シネマ・コンサート」や、ハロウィンの六本木で行われるオールナイトイベント「東京国際映画祭presents 『ミッドナイト・フィルム・フェス!』」といった多彩なイベントが開催されることが明らかになった。(編集部・石神恵美子)

東京タワーを背景に!昨年の野外上映の様子【写真】

第30回東京国際映画祭特別企画「ゴジラ」シネマ・コンサート

 本映画祭のゲスト登壇回数最多を誇るゴジラにフィーチャーした「『ゴジラ』シネマ・コンサート」は、1954年に公開された第1作『ゴジラ』(監督:本多猪四郎)の上映に合わせて、伊福部昭作曲の劇中曲全曲を、直弟子で作曲家の和田薫が指揮を執り、東京フィルハーモニー交響楽団が完全演奏。劇中歌「平和への祈り」も Chor June による合唱で再現し、アンコールには伊福部の怪獣映画音楽を編曲した「怪獣ファンタジー」を予定しているとのこと。開催は東京国際フォーラム・ホールCにて、10月31日15:00~(開場14:15)と19:00~(開場18:15)、チケットは8月より発売開始予定(詳細は公式サイトにて)。

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 また、上映に先立ち、「ゴジラ 現在・過去・未来」と題したゲストトークショーも開催される。初代ゴジラのスーツアクターの中島春雄、1989年の『ゴジラVSビオランテ』から『ゴジラ FINAL WARS』までプロデューサーを務めた富山省吾、そして2016年に大いなる復活をとげたゴジラ最新作『シン・ゴジラ』監督の樋口真嗣の3人が登壇し、およそ60年にわたって、ファンやクリエイターを刺激し続けるゴジラの魅力について語る。

【追記】中島春雄さんは7日、肺炎のためご逝去されました。心からお悔やみを申し上げます。

東京国際映画祭presents 「ミッドナイト・フィルム・フェス!」

 10月28日には、ハロウィンで仮装した人々が集まる六本木にて、「ミッドナイト・フィルム・フェス!」と題したオールナイトイベントを開催。大人気のホラー映画特集や、ありそうでなかったアニメ作品の一挙見など、様々なジャンルやテーマのオールナイト上映を一気に行う予定だという。

2大野外上映「Tower Light Cinema」「Cinema Arena 30!」

 昨年大好評だった無料の野外上映を今年も開催。心地よい秋の気候の中で気軽に映画を楽しめる機会になっている。「Tower Light Cinema」では10月上旬、美しい夜景を背景に大スクリーンでの無料上映を実施。現在、上映に向けて3作品が選定中だという。もう一つの「Cinema Arena 30!」は、10月26日~11月3日にかけて、六本木ヒルズアリーナが野外シアターに変身し、本映画祭30回を記念して、過去の上映作品から代表作が一気に上映されるという。

ジョージ・イーストマン博物館 映画コレクション ~魅惑の女たち~

 MoMA、オーソン・ウェルズ生誕100年、UCLA特集に続き、今年の東京国立近代美術館フィルムセンターとの共催企画は「ジョージ・イーストマン博物館 映画コレクション」。1949年に開館したニューヨーク州ロチェスター市の映画と写真のアーカイブであるこの博物館は、アメリカで2番目に古く、無声アメリカ映画を始めとする数々の貴重な作品の可燃性原版や、プリントを所蔵していることで知られている。エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督の『クィーン・ケリー』[スワンソン・エンディング版]をはじめ、1920年代から30年代の作品を中心に、アメリカ映画黄金期の名作を、美麗な35ミリフィルムで上映。さらには、各回先着20名まで、30歳以下の学生の方は、学生証提示により無料となる「Student U30」も実施されるとのこと。

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