「コード・ブラック」レズビアンの研修医、第3シーズンには戻ってこない
米医療ドラマ「コード・ブラック 生と死の間で」の第3シーズンに、レズビアンの研修医マラヤ・ピネダを演じているメラニー・チャンドラが戻ってこないとTVLineが報じた。
その後、メラニーはInstagramで理由を説明。「わたしがほかのキャストと一緒に『コード・ブラック 生と死の間で』シーズン3の撮影に参加していないことに気づいた人もいるかと思います。残念ながらCBS局はマラヤのストーリーをこれ以上は続けない判断を下しました」と書き、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィアの頭文字をあわせたセクシャルマイノリティーの呼称)を代表するキャラクターだったマラヤが同ドラマからいなくなることはファンだけでなく、彼女自身もさびしいとコメントしている。
彼女の穴を埋めるのは、「スクリーム」「親愛なる白人様」などに出演しているタイラー・ペレズ。彼がふんするディエゴは、裕福で特権階級のチャーミングな研修医。これまでの人生、何でも手渡されるという恵まれた生活を送っており、エンジェルス・メモリアル病院での研修もその一つだという。それだけでなく、病院での自分の体験をドキュメンタリー映画にする許可まで得るそうだ。
ほかには、「ナッシュヴィル(原題) / Nashville」のゾーイ役で知られるチェイリー・ローズも研修医役でゲスト出演。同病院の研修医プログラムに受かるだけの優秀な成績を持っているものの、全米一忙しいERでやっていけるだけの精神力があるかどうかが問われる。
第3シーズンでは、負けず嫌いな救急隊員ロックス役のムーン・ブラッドグッドが新キャストとしてすでに発表されている。(澤田理沙)