『エイリアン』アンドロイドの誕生過程を公開!アート作品のような特別映像
人気シリーズ『エイリアン』の生みの親である リドリー・スコット監督が、自らその原点を描く最新作『エイリアン:コヴェナント』から、シリーズで重要な役割を果たすアンドロイドの秘密に迫った特別映像が公開された。
アンドロイドの誕生をアート作品のような美しさで描くこの映像は、やはりシリーズで重要な位置を占めるウェイランド・ユタニ社の最新型アンドロイド、ウォルターのコマーシャルという設定のようで、最後には、「あなたのウォルターを予約しよう」という言葉と共に謎のURL(http://meetwalter.com/jp)を表示。アクセスすると、「ウォルター診断」という診断が楽しめる趣向が用意されている。
『エイリアン』のアッシュ(イアン・ホルム)、『エイリアン2』のビショップ(ランス・ヘンリクセン)など、シリーズにおいて常に物語の鍵をにぎってきたアンドロイドたち。本作に登場するウォルター(マイケル・ファスベンダー)は、滅び行く地球から新天地をもとめて旅立った宇宙船コヴェナント号の雑事を担うクルーの一員だ。
そんな彼についてファスベンダーは、「人間のように感情に流されることなく、論理的に行動する。虚栄心や嫉妬や感謝の気持ち、そういった概念は一切持ち合わせていない」と証言。映像でも“完全なる奉仕者”とされている。その外見は、『コヴェナント』の前作ともいえる『プロメテウス』(2012)で人間に対して怪しい動きを見せていたアンドロイドのデヴィッドと全く同じ。彼の新機種ともいえるタイプのウォルターは本作で人間に対してどんなリアクションを見せることになるのか、気になるところだ。(編集部・入倉功一)
映画『エイリアン:コヴェナント』は9月15日より全国公開