乃木坂46中元日芽香、芸能界を引退へ 体調不安から「ひっそりと生きていきたい」
アイドルグループ乃木坂46のメンバー中元日芽香(21)が7日、グループ公式ブログでグループからの卒業と同時に芸能界引退を発表、「私としてはもう満足。これからはひっそりと生きていきたいです」と思いをつづった。
この日の更新で「私、中元日芽香は乃木坂46を卒業することにしました」と切り出した中元。さらに、卒業理由として体調面での不安を挙げると「なので卒業して、芸能界も引退して、暫くはゆっくり静養するつもりでいます」と明かした。
自分のことを体調不良で休む人が理解できないほどの「仕事バカ」だったと振り返る中元は、「万人にわかって欲しいとは言えませんが、私のような人が増えないといいなと」と心境を吐露。今年1月に体調不良からの休養を発表。4月に復帰していた中元だったが、引退という決断にいたり、スタッフへの感謝と共に「サポートに応えられなかった自分を情けなく思います」と吐露した。
「私、アイドルとして優秀ではなかったと思うんですね」という中元は、熱心に応援してくれたファンに感謝。同時に「私は本当に仕事が好きでした。青春を全て投じるだけの価値がこのグループにはありました。乃木坂46に出会えたことは私にとって大きな財産です」とグループへの愛を告白。「皆さんひとりひとりにとって、メンバーにとって、そんな存在で在り続けることを願っています」と思いをはせた。
具体的な卒業日などは後日発表予定で、現在は10月に控える「アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~」に向けて体調を整えているといい、「活動最終日まで精一杯アイドル楽しみたいと思います!」と元気に締めくくっている。
中元は2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、選抜メンバーに選ばれたことも。BABYMETALのSU-METALとして活動する中元すず香の姉としても知られている。(西村重人)