『怪盗グルー』30億円突破でV3!『トランスフォーマー』『ジョジョ』も初登場!
映画週末興行成績
お盆を前に夏の強力作が続々と公開された土日2日間(5~6日)の全国映画動員ランキングが7日に興行通信社から発表され、ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・スタジオの人気シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』が3週連続首位を獲得。その強さを見せつけた。
【写真】離島で行われた『怪盗グルーのミニオン大脱走』プレミアイベント
同作の先週末の動員は30万3,825人、興行収入は3億7,573万9,700円と3週目ながら落ちの少ない結果を残した。公開17日目にして累計動員263万2,636人、興収31億289万9,500円と早くも興収30億円を突破している。
ライダー&戦隊シリーズ最新作となる『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』が動員20万600人、興収2億5,045万5,600円をあげて2位に初登場した。毎年夏休み時期に公開されるライダー&戦隊シリーズの中では、ここ3年間で最高のスタートを切った。
マイケル・ベイ監督の大ヒットSFアクション『トランスフォーマー』シリーズ第5弾『トランスフォーマー/最後の騎士王』は動員ランキングでは3位に初登場。全国682スクリーンで公開され、動員19万7,604人、興収3億2,826万500円となった。全体で半分以上(55.1%)の観客が3D、IMAX、4DX/MX4Dなどのプレミアムシアターで鑑賞。1,661円と単価の高い興行を展開していることから、興収ランキングでは2位につけている。4日の初日をあわせた3日間の動員は27万6,209人、興収4億5,189万9,700円という成績を記録している。
世界的な人気を誇る荒木飛呂彦の大ヒットコミックを実写映画化した『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は5位に初登場。全国325スクリーンで公開され、動員11万7,000人、興収は1億6,600万円となった。初日をあわせた3日間では動員16万4,496人、興収2億2,632万1,600円。
累計では6位の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が興収21億2,022万5,600円、10位の『メアリと魔女の花』が興収22億2,289万7,400円、ベストテン圏外の『忍びの国』が興収21億1,594万1,500円となり、この3本がそれぞれ累計興収20億円を突破した。
今週末は『スパイダーマン:ホームカミング』『フェリシーと夢のトウシューズ』『RE:BORN リボーン』『ターミネーター2 3D』『海底47m』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2017年8月5~6日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『怪盗グルーのミニオン大脱走』:3週目
2(初)『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』:1週目
3(初)『トランスフォーマー/最後の騎士王』:1週目
4(3)『君の膵臓をたべたい』:2週目
5(初)『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』:1週目
6(6)『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』:4週目
7(2)『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』:2週目
8(4)『銀魂』:4週目
9(7)『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』:6週目
10(8)『メアリと魔女の花』:5週目