「相棒」シーズン16始動!水谷豊×反町隆史コンビ3年目突入!
人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系・毎週水曜21:00~)の第16シーズンが10月よりスタートすることが正式発表された。水谷豊ふんする杉下右京(すぎした うきょう)と反町隆史演じる冠城亘(かぶらぎ わたる)のコンビは3年目に突入。2人の新たな物語に向けて水谷は「『season16』では、相棒が『新しい世界』に突入する予感があります。右京と亘のコンビも3年目になり、二人だからこその空気が自然に生まれてくると思いますし、『season15』で描かれたぶつかり合い、考えの違いも出てくるでしょうから、そのあたりも楽しみです」と意気込みを語っている。
2000年のシリーズ誕生以来、全286話の平均視聴率は16.2%をマーク(数字は局調べ)。まさにお化け級の人気を集め続けるドラマ「相棒」。亀山薫(寺脇康文)、神戸尊(及川光博)、甲斐享(成宮寛貴)に続く相棒・亘と、右京の関係もますます成熟を見せている。シーズン15では、2人の正義が摩擦を起こす場面も描かれたが、その溝は深まってしまうのか。亘の選択も気になるところだ。
どの相棒よりも長い付き合いとなった右京役について水谷は、「僕自身、右京にはまだ何かあると思っています。だから、演じていて飽きることがありませんし、次はどんな右京と出会えるのだろうといつも期待しているんです」と気持ちはフレッシュ。「守るべき相棒らしさと、挑むべき相棒としての冒険。この両方を新しいシーズンでもやっていきたい。とにかく、何が起きるか分からない『相棒』でいたいと思います」と心境を明かす。
「新たに『相棒』に挑戦できることをとてもうれしく思います」という反町も、そんな水谷とのタッグについて「16年という長い歳月、水谷さんが『相棒』を続けてこられたことは、俳優として本当に尊敬しますし、そのご苦労も感じます。僕自身、3年ではありますが同じ役を演じるのは初めてになりますので、このなかなかさせてもらえない経験を、水谷さんに必死についていきながら頑張っていきたいと思います」と語っている。
また、捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子(鈴木杏樹)、警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、警視庁副総監の衣笠藤治(大杉漣)、法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)などおなじみの面子も集合。仲間由紀恵ふんする警視庁広報課長の社美彌子も登場するといい、特命係との関係も気になるところだ。新シリーズ始動にあたり撮影開始の様子と二人のインタビューを収めた特別動画もYouTube上で公開されている。(編集部・入倉功一)