『ファインディング・ドリー』脚本家、米初女性パイロット部隊の映画化を担当
映画『ファインディング・ドリー』の脚本家ヴィクトリア・ストラウスが、作家キャサリン・シャープ・ランドデックのノンフィクション「The Women with Silver Wings」の映画化にあたり、脚本・脚色を担当するとDeadlineが報じた。
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トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」で演出を務めたトーマス・ケイルがメガホンを取り、第2次世界大戦中に米空軍が組織した初の女性パイロット部隊「WASP(Women Airforce Service Pilots)」を描く。実際には米国政府は第2次世界大戦後もWASPの存在を正式に認めず、WASPは退役軍人としての利益を得られずにその伝説も埋もれたままだったが、2009年に第2次世界大戦での女性の貢献が評価、議会名誉黄金勲章が贈られ、正式に退役軍人と認可された。
映画『スポットライト 世紀のスクープ』のマイケル・シュガーの制作会社アノニマス・コンテントと、「グリース・ライブ!(原題) / Grease Live!」のトーマス・ケイルの制作会社オールド 320 シカモアが、Fox 2000 の下で製作する予定。NASAを支えた黒人女性の活躍を描いたアカデミー賞ノミネート作『ドリーム』のような、真実を基にした映画になるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)