『バットマン』ベン・アフレック降板か?弟ケイシーが発言
DC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のベン・アフレックふんするバットマンの単独映画『ザ・バットマン(原題) / The Batman』から、ベンが降板するかもしれない。弟で俳優のケイシー・アフレックがラジオ番組「WEEI’s Dale & Holley with Keefe」で語った。
本作でベンは主演&監督を務める予定だったが、両立は難しいとの判断で監督を降板。代わりに『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(日本公開10月13日)のマット・リーヴス監督がメガホンを取ることになっていた。
今年7月に入って、The Hollywood Reporter がある記事を掲載。製作側はバットマン役のベンを優雅に送り出す計画を立てているとのことだった。というのも、リーヴス監督は本作を3部作で描きたいという考えを持っており、現在45歳のベンが残り2作も演じきれるのかということで、ベンの降板がささやかれるようになったのだという。しかしながら、ベンはそのうわさを一蹴。米サンディエゴで行われたコミコンに登場した際には、「バットマンはどのユニバースの中でも最高にカッコイイやつだ。DCだろうと、マーベルだろと……」「そんな役をやれるなんて本当にワクワクしているし、誤解されているようだけど、監督を降板したからといって、この作品に熱意がないわけじゃない」と語っていた。
そして今回、ラジオ番組に出演していた弟のケイシーは兄について聞かれると、「バットマンはよかったんじゃないかな。いや、すばらしかったね。すばらしかったと思うよ。ヒーローだったし、そのために努力しなくてはいけないこともあったと思うし。でも、『ザ・バットマン(原題)』はやらないだろうね。こう言ってすまないけど」と発言。それにインタビュアーが驚きを見せると、ケイシーは「ブレイキングニュースだった? だって僕がでっちあげたからね、知らないよ」と続けていた。ケイシーはジョークで嘘をついたのか、それとも兄の本心をうっかり話してしまったのか、どちらともとれる発言だけに、関心を集めている。
DCコミックスを原作にし、同一の世界観を共有する作品群「DCエクステンデッド・ユニバース」の中で、ベン演じるバットマンは個々の作品を結び付ける存在でもあった。一体どうなるのか、ベンからの発言が待たれる。(編集部・石神恵美子)