野田洋次郎作詞・作曲、謎の女子高生が歌う「ナラタージュ」お披露目
島本理生の恋愛小説を、主演に嵐・松本潤、ヒロインに有村架純を主演に迎えて実写映画化したラブストーリー『ナラタージュ』(10月7日公開)の予告編で、野田洋次郎が作詞・作曲を手掛けた、アーティストadieu(アデュー)による主題歌「ナラタージュ」が公開となった。
高校教師と生徒として出会い、時を経て再会した葉山(松本)と、泉(有村)の許されない恋の顛末を描いた本作。予告編は「雨が降る度に今もわたしはあなたを思い出す」という泉の回想から始まり、孤独だった泉と葉山の出会い、卒業式のキスなど高校時代の思い出、やがて再会してから親密になっていく2人の“大人”の顔が映し出される。
主題歌「ナラタージュ」は、作品に共鳴した野田が本編映像を観た上で作詞・作曲を手掛けたという。主題歌が挿入された予告編では、「あなたが見つけ出してくれたこの 心を あなた無しでも わたしは離さない」「どんな昨日より 明日が好きだと 少しの背伸びと本音で 今は言えるよ」「はじめまして 『さようなら』 最初で最後の 『さようなら』」と葉山をいちずに思う泉の心情を表すかのようなメロディー、歌詞の一部が切り取られている。
楽曲を歌うadieu(アデュー)は、都内高校に通う17才の女子高校生。経歴は謎に包まれているが本作を10年間温めてきた行定勲監督が、製作陣とともに“時を止める歌声”をコンセプトに探し求め、たどりついたという。(編集部・石井百合子)