まえだまえだ・旺志郎、こんなにりりしく!映画単独初主演
まえだまえだの弟として知られる前田旺志郎が、映画『レミングスの夏』で単独主演デビューを果たすことが明らかになった。ポスターでは16歳になり、すっかりりりしく成長した旺志郎の姿が確認できる。
本作は、「襲名犯」で第59回江戸川乱歩賞を受賞した作家・竹吉優輔の同名小説を映画化した青春ミステリー。6年前の夏の出来事を機に二度と戻ることのない楽しかった日々を取り戻すため、アキラこと千葉旭、ナギこと南木秀平、それからモトオ、ミト、ヨーコら仲間たちが、人生を賭けた計画を練り上げ、遂行するさまを描く。
チームの中心人物でリーダー的存在のナギを演じた旺志郎は「普段僕はずっと笑ってニコニコしているのですが、それを封印して演じた、“常に何か闇を抱えてるナギ”の暗い表情を見てほしいです」と新たな挑戦についてコメント。「今回は復讐という内容ですが、そういった暗い感情であっても仲間と一つの目標に向かって進む姿勢というのは同じだと思います。なので、何かを諦めずに頑張ろうとする人の励みに少しでもなれればうれしいです」と語った。
原作者の竹吉は「前田旺志郎さんには頼もしくも繊細なナギを演じていただいて、本当に感謝です」と旺志郎の演技に太鼓判を押している。監督・脚本は『ゆめはるか』などの五藤利弘で、モロ師岡、中村ゆり、田中要次、渡辺裕之らが脇を固め、出演と音楽提供でスネオヘアーも参加している。(編集部・市川遥)
映画『レミングスの夏』は10月1日よりユーロライブほかにて全国順次公開