“不気味カッコいい”岩田剛典! 『去年の冬、きみと別れ』でいろんな表情
三代目 J Soul Brothers / EXILE のパフォーマーである岩田剛典にとって単独では初主演作となる映画『去年の冬、きみと別れ』の映像が公開され、「岩ちゃん」の愛称で“カッコ可愛い”とも言われる岩田が、含みを持たせた“不気味カッコいい”表情を披露している。
本作は「掏摸(スリ)」「教団X」などの話題作を放ち続ける作家・中村文則の同名小説を、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の演技で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した岩田の主演で実写化した作品。岩田は結婚を間近に控え、本の出版を目指すルポライターの耶雲京介にふんしている。耶雲は、不可解な謎が残る盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大に目をつけ、真相に近づくにつれて抜けることのできない深みにはまっていく。
原作は随所に仕掛けられたトリックがラストで一気に明らかになるセンセーショナルな内容が話題になったが、今回の映像も怒涛の展開を見せつける仕上がりになっている。「その時僕は恋に落ちた」というセリフでスタートしたかと思うと、早送りで状況は一変。深刻な表情や何かをにらみつける顔、純朴そうな顔、不気味な顔などが次々に登場する。
クランクアップをすでに迎えた岩田はその時のインタビューで、「撮影に集中できる環境を作って頂けたので、最終日まで集中を切らさずに臨むことができました」と感謝しつつ、「今回こうして体当たりで演じられたのは、自分のキャリアにとってとても大きな経験になりました」と感想を語っている。(編集部・海江田宗)
映画『去年の冬、きみと別れ』は2018年3月より全国公開