妻夫木聡、水原希子とキスしまくり「朝から晩までしてる感じ」
俳優の妻夫木聡と水原希子が29日、都内で行われた映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(9月16日全国公開)のスペシャルイベントに出席、水原との撮影について妻夫木は、キスシーンが多くあったことを告白し、「朝から晩まで(水原と)キスしている感じだった」と振り返って会場をわかせた。
漫画家・渋谷直角のコミックを大根仁監督が実写映画化。ミュージシャンの奥田民生に憧れを抱く雑誌編集者コーロキ・ユウジ(妻夫木)が、仕事で出会った美女・天海あかり(水原)に心を奪われ、奔放な彼女に振り回されて苦悩する姿を、奥田の楽曲をちりばめて描く。この日は大根監督と渋谷のほか、 PUFFY(大貫亜美、吉村由美)、安齋肇、三浦憲治も登壇した。
妻夫木はそもそも奥田の大ファンで、自ら本作への出演を志願したといい、「すごく楽しかった」と述懐。共演した水原についても「普通の女優さんなら戸惑うような場面がすごく多かったのに、自ら『脱ぎます!』くらいの勢いで出てくれて、逆に僕はそういう希子ちゃんを愛するだけでよかった」と感謝を述べる。
キスシーンの数もとにかく多かったといい、「朝、海に行っていきなりキス。渋谷の雑居ビルの中でキス。監督の思いつきで台本にないキスまで出てきて、朝から晩までキスしている感じだった」と苦笑い。ディープキスの場面では「監督に、もっと舌だせよ」と怒られたという。
一方の水原は、「話が来た時は『ヤッター!』って。いろいろ面白そうだしラッキーだなって」と語り、「こんなに脱いだ作品は過去にない」と大胆シーンを振り返りニッコリ。「たくさんキスもしました。すごく輝かせていただきました。皆さんずっと褒めてくれていたので気分はよかったですよ」と述べると、「でも、脱ぐことには何の抵抗もなかった」ときっぱり。
「わたしのそんな感覚にマネージャーさんたちも慣れていたので、周囲があわてることもなかったです。やるならやらないと面白くないくらいに思っていましたので」と撮影中に抱いていた意気込みを明かすと、大根監督も「希子ちゃんならやってくれると思っていたし、のせればのせるほどやってくれて驚いた」と称賛。「フッキ(妻夫木)のキスも、のせればのせるほどどんどんディープになっていった」と付け加えていた。(取材・文:名鹿祥史)