染谷俊之×赤澤燈×廣瀬智紀!人気シリーズ完結編の製作が決定
舞台を中心に活躍する俳優の染谷俊之、赤澤燈、廣瀬智紀が出演する人気シリーズの完結編となる映画『逃げた魚はおよいでる。』の製作が決定した。公開は2017年初冬を予定しているとのこと。
『カニを喰べる。』『羊をかぞえる。』『天秤をゆらす。』と続いたシリーズの第4弾にして、シリーズファイナルを飾る本作。高校からの腐れ縁である田宮治(染谷)と青島豪志(赤澤)のアラサーコンビに超が付くほどのお人好し・丸井裕之(廣瀬)が加わり、これまで様々な珍道中を繰り広げてきた3人だが、今回は日本を飛び出し、台湾を舞台にストーリーが展開する。
監督・脚本を手掛けるのは、シリーズの生みの親である毛利安孝。シリーズ1作目から出演してきた染谷は「このシリーズを今まで支えてくださったみなさん、本当にありがとうございました! 撮り終わった今でもファイナルの実感はありませんが、今回は海外での撮影もあり、今までで一番盛りだくさんな内容となっています。このシリーズを観たことがない方にも楽しんでいただける内容となっていますので、ぜひ劇場まで足を運んでみてください!」とコメントしている。
ひょんなことから台湾旅行券を手にした田宮、青島、丸井の3人。いつも通りノープランで台湾の地に降り立つと、到着するやいなやトミー(輝山立)と名乗る青年に執拗に付きまとわれる。振り切ろうと逃げ込んだ部屋には突然銃声が鳴り響き、アタッシュケースを抱えたひん死の男が……。その現場を目撃した一行は何者かに追われる羽目になり、逃げる道中で田宮とはぐれてしまった青島と丸井は絶体絶命の状況。そんな2人の前に現れたのは、いつもと雰囲気が違う田宮(?)だった。こうしてシリーズ史上もっとも最悪の1日が幕をあける。(編集部・小山美咲)