スパイク・リー、米大ヒット『ゲット・アウト』監督とタッグ!
低予算ながらも今年アメリカで大ヒットした映画『ゲット・アウト』(10月27日~日本公開)のジョーダン・ピール監督と、『ドゥ・ザ・ライト・シング』などのスパイク・リー監督がタッグを組んで、新作『ブラック・クランズマン(原題) / Black Klansman』を手掛けることになったと The Hollywood Reporter が報じた。
アメリカの白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入したアフリカ系アメリカ人警官の実話を基にした同作。ローカル紙でKKK加入の広告を見てメンバーになったコロラド州コロラドスプリングスの黒人警官ロン・ストールワース。白人至上主義者を装って電話でKKKメンバーと知的な会話をし、KKKの会合に白人警官を送り込んで潜入捜査を続け、悪名高いヘイトグループを摘発するさまを描く。監督はリーが務め、ピールの制作会社モンキーポー・プロダクションとブラムハウス・プロダクションと共に製作も担当する。
主演の交渉には、デンゼル・ワシントンの息子でHBO(Huluでも配信)のドラマ「Ballers/ボウラーズ」にも出演しているジョン・デヴィッド・ワシントンが入っている。撮影は今秋から開始し、配給はフォーカス・フィーチャーズが行うようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)