クリスティナ・リッチ主演ドラマ、やっぱり打ち切り 更新は取り消し
映画『アダムス・ファミリー』などの女優クリスティナ・リッチが作家F・スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダを演じているAmazonドラマ「ゼルダ ~すべての始まり~」が更新を取り消され、打ち切られたと The Hollywood Reporter が報じた。
【写真】ピッチピチ!『ブラック・スネーク モーン』のクリスティナ・リッチ
同ドラマはテレーズ・アン・ファウラーの小説「ジー:ア・ノヴェル・オブ・ゼルダ・フィッツジェラルド(原題) / Z: A Novel of Zelda Fitzgerald」が原作。舞台は第1次世界大戦終結頃から1920年代。アメリカの女流作家ゼルダ・セイヤー(クリスティナ)は作家F・スコット・フィッツジェラルドと出会い、恋に落ち、結婚するものの、作家デビュー作が脚光を浴び、有名となった彼らはメディアに追われ、いつしか結婚生活も破綻していくというストーリー。
第2シーズンの脚本はすでに準備段階に入っており、プリプロダクションも進んでいたとのこと。打ち切られたときには約700万ドル(約7億7,000万円)がつぎ込まれていたという。そもそも、キャンセルされるだろうと言われていた作品で、5か月前に第2シーズンの製作が発表されたときは驚きの更新として報じられていた。Amazon Studios のスポークスマンは、製作サイドによる第2シーズンの提案が非常に良かったため更新したと当時説明をしていたが、形にはならなかったようだ。(1ドル110円計算)(澤田理沙)