18歳を刺殺 Netflixドキュメンタリー出演者を逮捕
カレッジ・フットボールの世界を追ったNetflixのドキュメンタリーシリーズ「ラスト・チャンス」の第2シーズンでフィーチャーされた、アメフト選手アイザイア・ライトと兄カミオン・パトリックが殺人で逮捕され、起訴されたと Knoxville News Sentinel などが報じた。
【写真】「ラスト・チャンス」シーズン2のレッドカーペットイベントより
刺殺事件は7月25日(現地時間)にテネシー州ルイビルで起きたとのこと。被害者は18歳のケイレブ・トーマス・ラドフォードさんで、アイザイアとカミオン以外にも2人が逮捕されている。動機や殺人に至った経緯などは公表されていないが、ケイレブさんは複数回刺されていたと伝えられている。
アイザイアは同シリーズでカレッジ・フットボールの強豪、短大イースト・ミシシッピ・コミュニティ・カレッジ(EMCC)の有望選手として取り上げられていたが、シーズンの終わりにはコーチに対する反抗的な態度が目立つようになった。「自分本位の態度ではチャンスを失う」と同シリーズにコメントを寄せていたのがEMCCの卒業生で、インディアナ大学でアメフトをしていた兄カミオンだった。二人は番組内で、母親が家出をし、父親が刑務所に入った後、兄弟3人で里親の下で育った苦労などを語っていた。
アイザイアはウエスト・ジョージア大学からのオファーを受け、編入。春季トレーニングに参加したが、2017年のシーズン開始前に退学をしている。(澤田理沙)