野沢直子、父の隠し子と初対面 血の実感に涙…
女芸人として一世を風靡した野沢直子が、22日放送の「中居正広のキンスマスペシャル」(よる8時57分~10時54分・TBS)で、2015年に発覚した彼女の妹にあたる父親の隠し子と初対面を果たしていたことが明らかになった。
野沢の家系は、小説家の祖父、小唄の師匠の祖母、有名作品に出演していた叔父(故・野沢那智さん)など芸能や文学に長けている血筋。だが中でも父親は、ひときわ破天荒な男だったという。新宿に自社ビル、ボート、100頭以上の馬などを所有しており、いつも家族みんなを振り回していたそうで、野沢が26歳の時に母親が亡くなった際に、母の死後すぐに父は再婚したという。
そんな父の隠し子を野沢が知ったのは、2015年に父が逝去したとき。遺品整理をしていた弟から一通のメールが届き、野沢とまだ会ったことのない妹がいたことがわかったという。だがその後納骨式の時に、父の友人経由で妹に連絡したが来てくれなかったそう。そして父の死から2年が経ち気持ちの整理がついた今年の夏、野沢は54歳にしてまだ見ぬ妹に会いに行くことになった。
だが当初は異国にいる妹に会いに行くところを密着したいという番組側からのアプローチに対して、なかなか承諾できなかったという。その理由は「嫌われているかもしれない。会うとそのことが本当になってしまう。最悪な結末、絶縁されるかも」などという不安から。だが意を決し、野沢はタイへ向かった。
そして妹と対面した野沢にはある事実が……それは妹の本名が「ピッシーニーヤー・ノザワ」と「ノザワ」の名を継承していたこと。さらに、彼女は野沢のブログから格闘家として活躍する娘・真珠の存在を知っていたという。お互い家族のことを話し合うと子育てにも共通点があった。妹との対面に涙を流す野沢。野沢は「会ったことがなかったけど、同じ父の子なんだ」と実感したことを語る。(編集部・井本早紀)