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カンヌグランプリ受賞作、アカデミー賞フランス代表でエントリー

第70回カンヌ国際映画祭でパルムドールに次ぐグランプリを受賞したロバン・カンピヨ監督(中央)
第70回カンヌ国際映画祭でパルムドールに次ぐグランプリを受賞したロバン・カンピヨ監督(中央) - Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images

 今年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した映画『BPM (ビーツ・パー・ミニット)(英題) / BPM (Beats per Minute)』が、第90回アカデミー賞外国語映画賞のフランス代表としてエントリーすることが決定したとDeadlineが報じた。

【動画・フォトギャラリー】第70回カンヌ国際映画祭

 本作は、第61回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『パリ20区、僕たちのクラス』の脚本・編集で注目を浴び、監督作『イースタン・ボーイズ(原題) / Eastern Boys』では第70回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門の最高賞を受賞したロバン・カンピヨ監督の長編第3作。

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 エイズによる死者が急増していた1990年代のフランス・パリを舞台に、エイズ感染により差別を受けていた人々をサポートする団体「アクト・アップ・パリ」(1987年にニューヨークで発足した団体)の活動を通して、若者の恋と人生を描いたストーリー。

 カンピヨ監督は同団体の元メンバーで、カンヌ国際映画祭の授賞式では「エイズで亡くなられた方のオマージュとして捧げたもの」と今作について語っている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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