『キングスマン』ユニバース誕生へ!スピンオフの可能性あり
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』の公開を控えるマシュー・ヴォーン監督が、『キングスマン』ユニバース誕生の可能性についてCINEMABLENDに語った。
【画像】コリン&タロン!『キングスマン:ゴールデン・サークル』ワールドプレミア
『キングスマン』は、不良少年だったエグジー(タロン・エガートン)がイギリスにあるスパイ組織「キングスマン」の一員であるハリー(コリン・ファース)に見いだされ、一流のスパイになっていくさまを描いたスパイアクション。続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、アメリカ版キングスマンというべき“ステイツマン”(チャニング・テイタムなど)も登場する。
すでに第3弾の構想があることを明かしているヴォーン監督は、「その後、もちろんステイツマンの映画ができる可能性はある。スピンオフのね。ユニバースは新しいエージェントと共に続いていくかもしれない。もしくは、コリンがアーサー(マイケル・ケイン演じたキングスマンのリーダー)になるかもしれないし、新しいキャラクターが出てくるかもしれない。新しい子供たちが訓練を受けるとか。たくさんのオプションがあるよ」と夢が広がる『キングスマン』ユニバースについてコメント。「でも同時に思うのは、あまり欲張り過ぎない方がいいということ」とむやみやたらに拡大させるつもりはないとも明かした。
ちなみに『キングスマン:ゴールデン・サークル』は最初のカットでは3時間40分もあり、米20世紀フォックスに「2部作で公開すべきか」と尋ねられたヴォーン監督が即断ったという裏話もある。「映画を観るのは、ソーセージを食べるようなもの。どうやってできたか知らないのが一番」という信念のヴォーン監督は削除した1時間20分の映像を“削除シーン”として公開する予定はないとしながらも、「でも(削除シーンを含む)『キングスマン:ゴールデン・サークル』バージョン2を作れたらすごくクールかも」とColliderに語っており、近い将来「バージョン2」を観られる可能性もなくはないようだ。(編集部・市川遥)
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日より日本公開