ダニエル・クレイグ『007』にブレードランナー続編の監督を推薦
世界中で大人気の映画『007』シリーズの最新作で、再び主演を務めることになったダニエル・クレイグが、監督候補に映画『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を薦めていることが明らかになった。
Daily Mailによると、ヴィルヌーヴ監督は、先日同シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンとの会合を済ませ、さらにダニエルとも話し合いをしたそうだ。
ヴィルヌーヴ監督以外には、今年のアカデミー賞作品賞にノミネートされた『最後の追跡』を手掛け、スコットランド王ロバート1世を題材にした『アウトロー・キング(原題) / Outlaw King』でもメガホンを取るデヴィッド・マッケンジー、さらにジャック・オコンネル主演の『ベルファスト71』を手掛け、マシュー・マコノヒー主演の『ホワイト・ボーイ・リック(原題) / White Boy Rick』の監督を務めるヤン・ドマンジュなどが監督候補に挙がっていた。
一方、同シリーズの配給権は、前作『007 スペクター』を最後に米ソニー・ピクチャーズとの契約が切れ、現在、同スタジオを含む米ワーナー・ブラザース、米ユニバーサル・ピクチャーズ、米20世紀フォックス、そして先日、米Amazonと米Appleも争奪戦に加わっている。
はたして、どの監督に決まるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)