NEWS加藤、把瑠都との舞台共演にビックリ
NEWSの加藤シゲアキと大相撲の元大関・把瑠都が30日、新宿・東京グローブ座で舞台「グリーンマイル」の公開ゲネプロを行った。把瑠都は本作が初舞台。加藤は把瑠都の出演には当初驚いたそうで、「誰がやるのかと思ったら斜め上からのキャスティングで」と感想を漏らして周囲を笑わせた。
スティーヴン・キングの小説を世界で初めて舞台化した本作で、主演の加藤は看守ポールを、把瑠都は不思議な力でポールを驚かせる死刑囚コーフィを演じる。ゲネプロを終えて報道陣の前に姿を現した加藤は「3年ぶりの舞台ですごく楽しみだなって思っていたんですけど、タイトルを見た途端にどういう作品かわかるという……。映画があまりに有名なので」と照れ笑い。
タイトルを聞けばほとんどの人がトム・ハンクス主演の映画版を思い浮かべてしまう作品に、「決まった途端、友達からはシゲ・ハンクスと言われて……」と加藤。「重責だったんですけど、台本を読み進めるうちに舞台ならではの『グリーンマイル』になっていて安心しました」と続けた。
「舞台はコメディーが続いていて、こういうシリアスなものは久しぶり」という加藤は、「共演者のみなさんもお芝居についてまじめな方ばかり。みんなで芝居について話し合ったりして、充実した稽古でした」としみじみ。NEWSのメンバーについても「みんなきっと来てくれると思います。小山慶一郎からは花が届いていました」と話したが、「感想が楽しみですね」と問われると「感想は別にいらないです」と返して報道陣を笑わせた。
一方、今回が初舞台だが「緊張はないですね」と明かす把瑠都は、「お相撲さんも芸能活動も今までやってきたけど、舞台は初ということでわくわく感がありました」とニッコリ。「経験の長い大先輩の方が多くていろいろなことを教えてもらいました」と嬉しそう。この日の囲み取材にはベテラン俳優の小野寺昭も参加したが「この役にぴったり合っている」と把瑠都の演技に太鼓判を押していた。（取材・文：名鹿祥史）
舞台「グリーンマイル」は10月22日まで東京グローブ座にて、11月4日～11月8日まで京都劇場にて上演