『ペリカン文書』原作者の小説、テレビシリーズ化
映画『ペリカン文書』『評決のとき』などの原作者としても知られるジョン・グリシャムの小説「パートナー」のテレビシリーズ化が、フォックスの下で企画されているとDeadlineなどが報じた。
1997年に出版された小説「パートナー」の主人公は、ミシシッピ州の法律事務所でパートナーとして働く若き弁護士パトリック。ある日彼は法律事務所から9,000万ドルを詐取し、自分の身代わりにある男を埋葬してしまう。なぜ彼は自分の死を演出し、別人になりすまさなければならなかったのかが明かされていく。
もし同シリーズをパイロット版のみ製作し放映しなかった場合は、フォックスにペナルティーが課せられ多額の金額を払うことになっているため、今のところ放映が確実視されている。テレビシリーズ「SUITS/スーツ」の脚本家ジョン・コーワンが、デイヴィス・エンターテインメントとソニー・ピクチャーズ・TVスタジオの下で製作予定。今のところキャスト陣は決まっていない。
ちなみに「パートナー」は、2012年に映画『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコックが映画化する予定だったが、企画倒れに終わっていた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)