「ホワイトカラー」マット・ボマー、ドラマで監督デビュー
米テレビドラマ「ホワイトカラー」で知られる俳優のマット・ボマーが、アメリカで実際に起きた事件を取り上げる米テレビドラマの第2シーズン「ジ・アサシネーション・オブ・ジャンニ・ヴェルサーチ:アメリカン・クライム・ストーリー(原題) / The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story」で監督に初挑戦するとTVLineなどが報じた。
第8エピソードでメガホンを取るマットは、これまで「Glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」「New Normal おにゅ~な家族のカタチ」「ノーマル・ハート」の5作品でクリエイターのライアン・マーフィーと仕事をしており、サラ・ポールソン同様、マーフィーのミューズの一人だと言われている。
第2シーズンは、1997年に連続殺人犯アンドリュー・クナナンに殺害されたイタリアのファッションデザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチさんの事件を描いたもので、ヴェルサーチさんをエドガー・ラミレス、長年の恋人アントニオ・ダミコをリッキー・マーティンが演じる。
マーフィーは先日、第2シーズンはゴールデン・グローブ賞とエミー賞を受賞した第1シーズンの「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」とはかなり違う作品になるとメディアに語ったばかり。「O・J・はどちらかというと室内のドラマだった。法廷でものすごい時間を費やしたからね。今回はアメリカを横断する、容疑者を捜索するシーズンだ」と語り、スケールも格段に大きくなるとコメントしている。(澤田理沙)