渋すぎだぜ…役所広司『孤狼の血』初映像!
役所広司主演で柚月裕子のベストセラー長編小説を『凶悪』などの白石和彌監督が実写映画化する『孤狼の血』から初映像となる特報が公開された。鬼気迫る役所のセリフや、拳銃で撃たれて倒れていく男たちなど映画の一部が明らかにされている。
本作は暴対法(暴力団対策法)成立直前の広島を舞台に、警察と暴力団の激しい闘いを描いた作品。所轄署に配属となった新人刑事の日岡(松坂桃李)は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上(役所)と共に「金融会社社員失踪事件」の捜査を担当することに。常軌を逸した大上の捜査に日岡が戸惑う中、失踪事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争は激化し、警察と暴力団の“仁義なき戦い”も繰り広げられ……。
この度お披露目された特報映像は「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」というセリフからスタート。「魂に焼き付く、暴力とカタルシス」というコピーとともに拳銃を持った男が夜の街をふらつき、役所、松坂、江口洋介が映し出されたかと思うと、「抗え」「生き残れ」「男たち」という文字とともにある男は拳銃をかまえ、ある男は胸を撃ち抜かれている。
『仁義なき戦い』シリーズで日本映画の一時代を築いた東映が配給する今作には、役所、松坂、江口のほか、真木よう子、中村獅童、竹野内豊、石橋蓮司、滝藤賢一、田口トモロヲ、中村倫也、ピエール瀧ら豪華なキャストたちが集結している。(編集部・海江田宗)
映画『孤狼の血』は2018年5月12日より全国公開