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『プレシャス』オスカー脚本家、人種差別デモ映画で脚本

ジェフリー・フレッチャー
ジェフリー・フレッチャー - CJ Rivera / FilmMagic / Getty Images

 『プレシャス』でアカデミー賞脚色賞に輝いたジェフリー・フレッチャーが、1968年にメンフィスで起きた人種差別撤廃デモを描く映画『アイ・アム・ア・マン(原題) / I Am a Man』の脚本を手掛けるとDeadlineが報じた。

【写真】映画『プレシャス』

 同デモは、当時テネシー州メンフィスで黒人の清掃員が白人と賃金が平等でないことに対して起こしたもので、応援演説に駆け付けたキング牧師は遊説活動中に凶弾に倒れた。歴史家マイケル・K・ハニーの著書「ゴーイング・ダウン・ジェリコ・ロード(原題) / Going Down Jericho Road」を基に映画化される。

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 フレッチャーは「素晴らしい物語とは、よく知られた歴史的エピソードとそれを取り囲む知られざるエピソードが、混ぜられて語られたものだと考えている。これは、そんな物語の一つだ。極めて意義深いプロジェクトに関われるなんて光栄だ」とコメント。

 フレッチャーはほかに、ダグ・ライマン監督の『アッティカ(原題) / Attica』や、エドワード・ズウィック監督&ローラ・ダーン主演の『トライアル・バイ・ファイア(原題) / Trial by Fire』などでも脚本を手掛けている。(鯨岡孝子)

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