佐藤健、女性ファンから裸の質問攻めにため息
俳優の佐藤健が5日、都内で行われた主演映画『亜人』の大ヒット御礼舞台あいさつにメガホンを取った本広克行監督と出席。Q&Aではファンを壇上に上げて至近距離でファンの質問に答えたが、ファンからは劇中の佐藤の裸に質問が集中したことに、「裸の話ばっかりだね。裸以外の質問がいいなぁ」と思わずため息をもらした。
桜井画門のコミックを原作に、交通事故での死亡から一転、生還し、絶命と共に再生を始める能力を持つ新人類“亜人”であることが発覚した主人公が、国家権力やテロをもくろむ同種族の亜人との戦いを繰り広げるさまを描く本作。「エンドレスおもてなし舞台あいさつ」と題して行われたこの日の舞台あいさつでは撮影はフリー。冒頭から佐藤が登壇してMCを務めるなど、ファンサービスたっぷりの演出。
以前から劇中の綾野剛と佐藤の肉体美が話題になっていたが、ティーチインではその佐藤の裸への質問が集中。女性ファンから「裸のシーンでは綾野さんパンプアップして撮影に挑んだそうですが、佐藤さんもパンプアップしたんですか?」と問われると、佐藤は照れくさそうな表情。“パンプアップ”とは、筋トレで一時的に筋肉がパンパンに膨れ上がる状態のことで、綾野は毎回これを実践して自らの肉体美をカメラに収めていたというが、佐藤のは「僕はしていないです」と否定し、「綾野剛がおかしいんです」とニヤニヤ。「常に120%の状態で現場に入ってきて撮るというね……。控え室で綾野さんがマイベンチプレスを置いて、そこで誰でも筋トレが出来るようになっていた」と撮影の舞台裏も紹介した。
また、別のファンから「綾野さんは脱ぐシーンは全部脱いでいたと聞いたんですけど、佐藤さんはどうだったんですか?」と問われると「裸の話ばっかり」とため息。「僕は変な肌色のパンツをはいてそれ一丁でした」と明かすと会場からは女性ファンの黄色い歓声が飛んだ。佐藤はファンとの交流を楽しみつつ、最後までサービス精神たっぷりのトーク。本作については「学生さんたちにデートで観に行って欲しいです。まさにジェットコースタームービー。吊り橋効果で男女の2人の中を狭められると思います」とアピールしていた。(取材・文=名鹿祥史)
『亜人』は全国公開中