吉沢亮は小栗旬との初絡みでガチガチに緊張…小栗&福田監督が『銀魂』裏話明かす
映画『銀魂』の11月22日に発売されるブルーレイ&DVDのプレミアム・エディションの特典となるコメンタリーの収録に、主演の小栗旬と脚本・監督を務めた福田雄一が臨んだ。この日は小栗が主演、福田が演出を手がけるミュージカルが公演中だったため、「今『銀魂』のコメントと言われても難しい(笑)」と不安を漏らしながらも息の合ったやり取りを見せた。
小栗がオープニングタイトルの「PASSION」という曲で歌声を披露したシーンで冒頭から2人は大爆笑。小栗主演ミュージカルでも一緒の福田は歌声について、「この1か月で成長したね。(この時は)声ブレブレだよね」とコメント。それに小栗は「俺、『PASSION』今だったらもうちょい上手く歌えると思う」とノリノリで返し、小栗の歌声の話題で盛り上がった。
その後本編が進むにつれて、ところどころ2人が作品に見入って無言になってしまう場面も。今まではコメンタリーで延々としゃべっていられたという福田も、「面白いから普通に観たい(笑)」というほどで、監督自ら夢中になって鑑賞していた。そんな中でも、福田と小栗の口からは様々な撮影裏話やキャストについての話が……。
志村新八を演じた菅田将暉については、「菅田くんはほんとに上手くいってるなぁ(福田)」「菅田将暉のいつものオーラが全くない(小栗)」と絶賛。沖田総悟役の吉沢亮が小栗と初絡みのシーンでガチガチに緊張し、カットがかかる度に福田監督のところに来てウロウロしていたという事や、岡田似蔵を演じた新井浩文が撮影時にポケモンGOに熱中し、待ち時間はポケモンを探しに行っていた事などを明かした。
また、12年ぶりの映画出演が話題となった堂本剛について、小栗は17年前のドラマ「Summer Snow」で兄弟役で共演していたため、(敵対する役での)久しぶりの共演は不思議な感覚だったという。そんな小栗と堂本が待ち時間に何を話すのか気になったという福田は、「待ち時間もイヤホンをつけて会話を聞いていた」のだとか。本編が終わりに差し掛かると、福田は「もう終わりかー。面白かった~」と満足気。小栗は「この(エンドロールで流れる本編の)ダイジェスト版観ているだけで面白いもんなぁ……」とつぶやき、最後までいち観客として作品を満喫していた。(編集部・小山美咲)
映画『銀魂』ブルーレイ&DVDは11月22日発売 10月25日よりデジタル先行配信