まさかの因縁の相手と…!ゲスの極み乙女。新曲MVで週刊文春とコラボ
人気バンドのゲスの極み乙女。が、本日から配信を開始した新曲「あなたには負けない」で、週刊文春とコラボを果たしていることが明らかになった。
【映像】ゲスの極み乙女。と週刊文春がコラボした「あなたには負けない(full spring ver.)」
ゲスの極み乙女。にとって、週刊文春は昨年バンドボーカルの川谷絵音の不倫報道を報じた相手でもある。このまさかのコラボの実現は、9月20日にYouTubeで公開されたショートバージョンMV「あなたには負けない(Short ver.)」を週刊文春の記者が観たことがきっかけだったという。
同誌記者が、ショートバージョンMV内で「週間人春」という週刊文春を模した雑誌のCGが使用されているのを見つけ、ゲスの極み乙女。の所属するレーベルであるワーナーミュージックにMVに関して取材をオファー。その取材の現場で、週刊文春側より「MV撮影に協力出来ることがあれば協力致します」という提案があった結果、大胆にも週刊文春の発行元である文藝春秋本社ビルでの撮影が決定した。
撮影当日は、終始穏やかな雰囲気で行われたといい、週刊文春編集部で実際に働いている記者たちもエキストラとして参加しているという。コラボMVは、「あなたには負けない(full spring ver.)」のタイトルで公開される。
今回のコラボについて川谷は「窮屈な世の中で表現まで窮屈になりたくないなと思いこの作品を作りました。表現にはこれくらいのジョークがなきゃ。文春さん、協力ありがとうございます笑」とコメント。
またMVを監督した川村ケンスケは、「『あなたには負けない』『だってスプリングなんだもん』この2つのフレーズを聞いて、今回の『あなたには負けない』MVのエンディングを思いつかないでいられる人はいるだろうか? 音楽ビデオの監督として、この『テン年代のアンセム』に『悪ノリ(失礼!)』してみました(させられたと言うべきか)」と述懐。さらに彼は「あ、『悪ノリ』というのが語弊があるとしたら、おそらくこれは、『テン年代』における『テン年代』のやり方での『音楽的な』意味での、『ビートたけしの“あの襲撃事件”』だし、ならばなおのこと! 『敵地(失礼!)』に襲撃ではなく、『お邪魔』するのが『筋』。……と、思わない音楽ビデオ監督はいないであろう。これを『悪ノリ』と言わずしてなんと言うべきか!」と語っている。(編集部・井本早紀)