シネマイレージサービスの内容が一部変更へ 鑑賞ポイントに2年間の有効期限
TOHOシネマズで利用できる「シネマイレージサービス」に関して、サービスの内容が一部変更されることが10日、明らかになった。同サービスは導入から15年以上が経過しているが変更は今回が初めて。今年ではなく来年2018年10月15日より変更される。
TOHOシネマズの公式サイトはこの日、重要なお知らせとして「シネマイレージサービス」の内容の一部変更を発表。「他の企業や業態で行なわれているサービスとの比較検証に加え、シネマイレージサービスご利用状況の調査、検証作業を十分に行い、変更したものとなります」と説明した。
変更の内容は3つあり、1つ目はこれまで有効期限が設定されていなかった鑑賞ポイントの有効期限が、鑑賞日から2年間に設定される。鑑賞ポイントはTOHOシネマズの劇場で映画を鑑賞するごとにもらえるポイントで、6ポイントためることで映画を1本無料で鑑賞可能になる。2018年10月15日より前に貯めていた鑑賞ポイントについては、一律で2020年10月14日が有効期限となる。
2つ目は、各上映回において「6ポイント鑑賞」または「1ヶ月フリーパスポート」で利用できる座席数に上限が設けられる。この変更についてTOHOシネマズは、「有料でご鑑賞されるお客様のお座席を一定の割合でご提供できるよう、6ポイント鑑賞や1ヶ月フリーパスポートをご利用のお客様が一部の上映回に偏ることが無いように、これまでの6ポイント鑑賞や1ヶ月フリーパスポートのご利用状況を踏まえ、ご利用可能座席数に上限を設けることといたしました」としている。
そして、3つ目の変更では「シネマイレージサービス」の会員は、非会員よりも3時間早くインターネットからのチケット購入が可能に。上映2日前0時から購入可能なインターネットチケットが、会員は上映3日前の21時から購入できるようになる(一部対象外の作品あり)。
多くの映画ファンが利用している同サービス。今回の発表に対してTwitterでは、「急な告知かとおもったら1年後か」「鑑賞ポイントに期限つくのはショック」「通常より3時間早くできるのは有難い」などさまざまな意見が寄せられている。(編集部・海江田宗)