高橋一生&満島真之介ら、25歳若手監督にラブコール!
俳優の高橋一生と満島真之介が21日、新宿武蔵野館で行われた映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY -リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』の初日舞台あいさつに登壇し、本作でメガホンを取った25歳の二宮健監督の才能を称え、「また一緒に仕事をやりたい(高橋)」「僕も出たい(満島)」とラブコールを送った。この日は、二宮監督に、主演の桜井ユキ、佐々木一平、阿部純子、ジャスミン、円谷優希も出席した。
映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』予告編
本作は、小さなサーカス団でマジシャンの助手として働くオリアアキ(桜井)が、現実と妄想の間をさまようさまをスタイリッシュな映像美で描いた人間ドラマ。メガホンを取った二宮監督はこれまで『SLUM-POLIS』『MATSUMOTO TRIBE』などを手掛け、本作で商業映画デビューを果たした25歳。高橋はそんな二宮監督に対して「また一緒に仕事をやりたい」と思いを語り、「1年前に撮り始めて、こういう形でみなさんの前で上映する機会をいただけて、この役でこのキャストのみなさんとお仕事でき、こういうみなさんに近いサイズの劇場でこの映画を観ていただけたこと、とても幸せな経験になっていくと思います」と感謝する。
満島も「(監督の次回作に)僕も出たい」と同意し、「映画界も25歳の監督が出てきたように、僕らも今までにないようなスタイルを築いていきたいと思って。(本作では)メキシコにいた時にお話をいただいて、ちょうど空いている日が撮影日と言われて、これもひとつの縁だと思い、チャーリーという役をやらせていただきました」と出演のいきさつを回顧していた。主演の桜井も「わたしも主演とは言わないので、また出させていただきたいと思っています」とラブコールを送った。
そんな二宮監督は本作に込めた思いについて「変わる事や日常を打破していくことに対して、運やラッキーを頼りにしていると歳月ばかり流れていくと思うんです。そんな中で、僕ら全員に平等に与えられた力は、妄想することや想像する事だと思います。その力で乗り越えていく事を、多分みんなどのタイミングでも自分の力でできると思います。そういうものが今日の映画に映っていたら嬉しいと思いました」と明かしていた。(取材・文:中村好伸)
映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY -リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』は公開中