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二宮和也のグルメ舌に帝国ホテル総料理長も驚愕!

美味しそうな料理と登壇者たち
美味しそうな料理と登壇者たち

 二宮和也が23日、都内にある帝国ホテルで行われた映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』幻のレシピ再現披露会に出席。超偏食家で食に興味がないことで有名な二宮だが、違いの分かる舌で的確な食レポを披露し、同ホテルの総料理長を務める田中健一郎をうならせた。イベントには、西島秀俊宮崎あおい滝田洋二郎監督、服部幸應(服部栄養専門学校理事長・校長)も来場した。

【写真】すごい料理だ…

 本作は、70年前に天皇の料理番・山形直太朗(西島)が考案し、歴史の闇に消えた幻のフルコース「大日本帝国食菜全席」の謎を、“麒麟の舌”と呼ばれる究極の味覚を持つ天才料理人・佐々木充(二宮)が追うミステリー。

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 この日は、約100年前に帝国ホテルの初代料理長・吉川兼吉が286種類の西洋料理のレシピを記した“吉川兼吉レシピ”の中の2種類を田中総料理長が再現し、二宮らが試食。和牛舌の煮込み料理を食した二宮は、「不味いわけがない。自分たちがわかる味が、はるか昔にあったことが驚きですね。時代差を感じない味に驚きです」としみじみ。

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舌鼓を打つ西島秀俊と宮崎あおい

 さらに、デザートのシャルロットを口にした二宮は「本当に美味しい。もっと重く感じると思ったら、爽やかで軽い」とコメント。すると「本当にすごい。その通りなんです」と舌を巻く田中総料理長。実はレシピ通りに作るとクリームも砂糖も多くて倍以上の甘さになるため、分量を少なくしたという。二宮は自身の的確なコメントにびっくりしながらも、嬉しそうに極上の味に舌鼓を打った。

 吉川が朝鮮李王朝の料理人という職に就いていたこと、“吉川兼吉レシピ”が100年の眠りを経て帝国ホテルに寄贈されたことなど、本作とのリンクを感じずにいられない二宮は「ないものと思って作り上げてきた世界観が実際にあったというのは驚きですよね」と吐露。西島も「これが元ネタで映画を作ったんじゃないですよね? とお聞きしたくらい驚きました」と目を丸くしていた。(取材:錦怜那)

映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』は11月3日全国公開

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