稲垣・草なぎ・香取、72時間生放送へ意気込み語る
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、11月2日夜9時からインターネットテレビ局AbemaTVで生放送される特別番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」への意気込みを語った。
独立後初めて稲垣・草なぎ・香取が共演する同番組は「ありのまま」と「感謝」をテーマに、3人が「今まで出来なかった」ことを実現していく姿や、これまで語られることのなかった「これまで」「いま」そして「これから」への想いを語る生放送番組。出演する芸能人が公開募集されて市川海老蔵、堀江貴文、亀田興毅、キャイ~ン、関根勤、山田孝之、GLAYらが名乗りを上げるなど、大いに注目を浴びている。
今回、72時間ぶっ通しの生放送を控える3人が番組で挑戦したいことや意気込みなどについてコメント。AbemaTVの広報からメディア各社に送られたインタビュー内容の全文を、以下にて紹介する。(編集部・海江田宗)
■「72時間ホンネテレビ」でやってみたいこと、行ってみたいところはありますか?
<稲垣吾郎>
72時間生放送は初めてのことなので、未知の世界、想像もつかないですが、逆にどういったものを求められてるのかなとか、いま試行錯誤しながら、足並みを揃えながら、着々と前に向かって進んでいる最中なんです。いままで、地上波のテレビで出来なかったことや「AbemaTV」さんだからできること、インターネットだからできること、SNSだからできることっていうのが確実にあると思うので、“ホンネテレビ”ということで、かなり本音に迫って、みなさんが聞きたいことにお答えしたいですね。同時にブログとかインスタをやるので、リアルに視聴者の方と向き合いながら、リアルに対話して番組を作っていくことができる。もちろん、気持ちの中では、いつもブラウン管の向こうとか視聴者の方と対話しながらやっているんですが、本当にダイレクトにそれが入ってくるというのはまだ経験がないので。SNSとかに対しては、わりかし無頓着な方なので、いま、勉強中なんですが、それを駆使しながら新しい形のテレビを作っていけたらなと思っています。あとは、それぞれの個性を生かしたこととか、今までできなかったけれども、3人でやってみたいなと思ったこととか色々あるので。色々な人に会いたいとか、色々な人に気持ちを伝えたいとか、そういうこともしたいので、もしかしたら72時間じゃ全然足りないぐらいのものかもしれないですし、期待していただきたいと思います。
<草なぎ剛>
市川海老蔵さんと会えるのもすごい楽しみです。決まっていることがパラパラあるんですが、僕にはなんかあんまり教えてくれなくて、ネットのニュースを見たら関根勤さんが出ることが決まっていたりとか、僕のところには降りてこないのはなんでなんだろうと。多分、皆さんと同じタイミングで知ってるんじゃないかな(笑)。これが冗談じゃなくて事実なので恐いなって(笑)。でも、それも踏まえて自分が楽しんでいて、やっぱりネットって情報が速いなと思います。キャイ~ンさんも出てくださるし、盛りだくさんですよね。何がやりたいのかなって考えるんですけど、僕10時になったら眠くなっちゃうんで、だから寝たいですよね~(笑)。どう考えても72時間寝ないでやるのはムリなんじゃないかなと思うので。でもあまり「寝たい寝たい」と言うと、本気で怒られるみたいな雰囲気になってくるんです。「オマエ寝ることばっかり考えてて、番組のこと考えてないじゃないか」って(笑)。改めて3人になって、大きな壁ではないですが、今まで経験したことのない、この大きなものをどうやってやるのかなというのが一番楽しみですかね。
<香取慎吾>
眠ってるところをずっと普通に映してほしいですよね。「72時間起きてるんですか?」って最近、毎日誰かしらに言われるんです。「○○時間テレビ」というと、起きてるみたいな感じがあるのかな。全然寝るんで(笑)。8時間くらい寝てるところを映してみたいなとは思います(笑)。
■今回番組決定と同時にそれぞれ初めてSNSを開設されましたが、第一声は何をつぶやきたいですか?
<稲垣>
実はまだ決めていないんです。でも、その時の気持ちで、素直でいいんじゃないのかなと思って。だって今ここでそれ言ったら、おかしいですよね? (笑)。まあ、本当にお待たせしましたということと、本当に今まですごく心配してくださったりとか、そういう気持ちは伝わってきても、いただいているものに対してあんまりお答えすることができなかったことが多かったと思うので、本当にその感謝の気持ちじゃないかなって。言葉は、本当にその時の思いつきというか、ラフな感じなのか、硬くなっちゃうのか分からないですけど、リアルな気持ちで。前もって考えるとかではないものだし、特にSNSの世界は、その時にダイレクトに気持ちを伝えられると思うので。新鮮に、フレッシュな感じを。その時まで待っててもらいたいなっていう感じです。思いはいっぱいありますので、それは3人とも一緒だと思います。
<草なぎ>
とりあえずは3人で「よろしくお願いします!」みたいなことをつぶやこうか、という感じなんですけど。3人同時にやろうってこの前、言っていたので、「よろしくお願いします」かな。(稲垣さんは先に言っちゃったら楽しみがなくなるからダメとおっしゃっていましたが?)言ってたの!? それでオレがここで言っちゃった? まあ、そういう話だったんですよ(笑)。でも、どうなるか分からないから。あれもちょっと、本当なのかどうかっていうのがあったけど、まあオレは本気にしてるんで、そういう感じになるんじゃないかなって。たぶんね。
<香取>
まずそれは今言わないでしょうけど(笑)。今、僕も皆さんと同じように見ていますよ。「あ、何万人になってる!」みたいなのを見てますけど、「まだツイートされていません」みたいなのを見ながら。なんか分かんないんだけど、そんなことないんだろうけど、自分本人だから、「これ変なところいじったら最初のツイートをしちゃうんじゃないか」みたいな。きっとそんなことないじゃないですか。でもちょっとヒヤヒヤしながら見て、すごいな、ありがたいなと思いながら。何を最初に言うんですかねえ。(草なぎさんは3人一斉に「よろしくお願いします」とつぶやくとおっしゃっています。) え!? 3人一緒に「よろしくお願いします」? あの~、まったくベタすぎて(笑)。「よろしくお願いします」って。それは2人がしても僕はしないと思います(笑)。何もまだ考えていないですね。
■芸能活動約30年間の歴史の中で初めてのことであると同時に「AbemaTV」としても開局以来、最長となる長時間生中継番組への意気込みを教えてください。
<稲垣>
まず72時間もやっていただけるということは、本当に感謝したいですよね。なかなかないですからね。やる方も見る方も、スタッフさんも僕らも、みんなが未知な世界でしょうし。想像がつかないんですけれども、ありがたいなという気持ちです。できれば72時間ぶっ通しで見てくださった方がありがたいですけど、見るほうも疲れちゃいけないと思うし。その辺どういう感じなのかなって。ネットのテレビと普通の地上波って、なんとなく僕が自分で見ていても求めるものが違ったりするじゃないですか。基本的には健康志向なんで、自分の健康、自分の感じはキープしつつ、ムリすることとか記録に挑戦することではない、そっちの方向性ではないと思うので、楽しみながらそれぞれのペースで、気楽にできればなって。それで、リアルな気持ちが伝わればなと思います。スタッフの方は大変ですよね。まだ、まったく分からないですが、頑張りたいな、頑張ります。
<草なぎ>
30年もやってるんですか、オレ? 長いな~! 改めて言われるとスゴイなと思って。でも何にもできてないなって。だから、貫禄とか見せたいですよね。30年やってきたからね。「やっぱり、もってるじゃん」みたいな。「いざとなったらやっぱり草なぎくんだよな」というところを見せてやりたい(笑)。オレは打ち合わせしてないんですけど、慎吾とかはすごい打合せしてて、全部オレが仕切ってるみたいな感じで「つよぽんは大丈夫だよ、その中で遊んでくれれば」みたいな雰囲気で(笑)。でも72時間にもなると、すごい緻密に打ち合わせしてても絶対にアクシデントとかあると思うんですよ。だからそういうところで、緻密に打ち合わせしてても、一番大事なのはライブ感だっていうところを2人に見せつけたいし、世の中の人にも「やっぱり草なぎあっての72時間だな」って思わせたい。だから僕は、打ち合わせをしない。(笑)打ち合わせしても忘れちゃうので。「とりあえず剛くんは“ユーチューバー草なぎ”がトレンド入りしたからそれで推していこう」みたいな空気がある(笑)。それだけで72時間はできないじゃないかって思うけど。僕自身がアナログの人間なので、それをみんな楽しんでる感じがあって、それはそれでいいかなと。今回「AbemaTV」を初めてご覧になる方もいると思うし、僕自身も3日前ぐらいにダウンロードしたので、僕はアナログの方に対して、いかに楽しい「AbemaTV」っていうのがあるんだよっていうのを伝える係だと思っていて。慎吾ちゃんと吾郎さんとは違う役回りだとは思っているし、もちろん同じことはできないので、そこら辺はバランスが取れてるんじゃないかと思ってます。
<香取>
すごく楽しみです。僕はずっとカメラの中で、テレビの中で生きてきたので、3人の中でも、24時間とか、2、3日テレビに映っていても平気な方だと思うんですよね。だから普通にいれると思うんです。一番心配しているのはやっぱり吾郎ちゃんですよね。色々と大丈夫なのかなとか(笑)。これから打ち合わせを詰める中で、僕の仕事としては、稲垣・草なぎのNGな部分をちゃんと僕が打ち合わせしていかないといけないなと。僕はもう本当に、自分は何でもアリだと思っているんで。それにしても3日間っていうのは……1日とかだったら全然。それこそ普段から24時間ぐらい起きてる日とかあるんで。吾郎ちゃんがきれいに映るようにしなければいけないな、とか、草なぎ剛の“暴走”を防がなければいけない。僕はそんな仕事をできたらなと思ってます(笑)。