『アベンジャーズ』第4弾、キャプテン・マーベルが重要に!
マーベルスタジオ初の単独女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』で初登場予定のキャプテン・マーベルが、その後に公開される『アベンジャーズ』シリーズ第4弾で重要な役割を担うという。同スタジオの代表であるケヴィン・ファイギが、IndieWireに語った。
2008年の『アイアンマン』を皮切りに、その世界観を拡大しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。シリーズ全体の見通しを立て、フェーズ(段階)という区切りを設けており、2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスタートした現在のフェーズ3は、2019年全米公開予定の『キャプテン・マーベル(原題)』と『アベンジャーズ』第4弾で締めくくられることになっている。
そんなキャプテン・マーベルは『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが演じることに決まっており、2019年3月8日全米公開予定の単独映画に先駆けて、アイアンマンやキャプテン・アメリカらマーベルヒーローたちが集結する『アベンジャーズ』シリーズの第3弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(日本公開2018年4月27日)で、その姿をお披露目するのではないかとささやかれていたが、製作陣はその可能性はないとしている。
一方で、キャプテン・マーベル単独映画後の、『アベンジャーズ』第4弾ではかなり重要な役割を担うのだとファイギが今回新たに明かした。ファイギは「僕たちは、(監督の)アンナ(・ボーデン)とライアン(・フレック)が取りかかっている『キャプテン・マーベル』に力を入れているんだ。(マーベル・シネマティック・ユニバースで)10年にわたって公開してきた22作の壮大な結論とフィナーレに向かう大きな役割を担うことになるんだ」と説明。「今は、『キャプテン・マーベル』を観客に届け、そしてその『キャプテン・マーベル』のストーリーをこれまでで語ってきた全ての終わりにつなげることに注力しているんだ」と熱弁した。
『キャプテン・マーベル(原題)』は『アイアンマン』以前の物語になるそうで、1990年代を舞台に、片目を失う前のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が登場することが明らかになっている。舞台が『アベンジャーズ』シリーズ第3弾よりも過去になっているだけに、そこからどのように『アベンジャーズ』第4弾につながるのか、マーベルスタジオの手腕に注目だ。(編集部・石神恵美子)
<フェーズ3で今後公開予定のマーベル映画>
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(日本公開11月3日)
『ブラックパンサー』(日本公開2018年3月1日)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(日本公開2018年4月27日)
『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題) / Ant-Man and the Wasp』(全米公開2018年7月6日)
『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』(全米公開2019年3月8日)
タイトル未定の『アベンジャーズ』第4弾(全米公開2019年5月3日)