ブログでセクハラ告発 20人解雇&CEO辞任スキャンダルが映画化
米配車アプリ大手のUber(ウーバー)に勤めていた女性エンジニア、スーザン・ファウラーさんが上司からセクハラを受け、容認したマネージメントと人事を自身のブログで告発したスキャンダルが映画化されるとDeadlineなどが報じた。
スーザンさんのブログでの告発後、同社で働く複数の女性が同様のセクハラを受けていたことが明らかになり、20人の従業員が解雇され、CEOトラビス・カラニックも辞任に追い込まれた。現在、映画界ではプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン、映画監督ジェームズ・トバックのセクハラ疑惑が大きなニュースとなっているが、シリコンバレーを震撼させたスキャンダルは、どのように描かれるのだろうか?
製作・配給会社ライオンズゲートの傘下で、映画『ネイバーズ』『ドント・ブリーズ』などを手掛けたグッド・ユニバースが企画。ディズニーの元重役クリスティン・バーが製作を務め、今年のアカデミー賞作品賞にノミネートされた映画『ドリーム』の脚本家アリソン・シュローダーが、スーザンさんが執筆した自叙伝を脚色する。同書は先週より出版社の間で出版権が争われている状態だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)