広瀬すず、『先生!』劇中ケバメイクで激変…?その理由が切ない
広瀬すずがヒロインを務める映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』より、広瀬演じる響がそのキャラクターとは不似合いな濃いメイクを施した場面写真がお披露目された。響がこんなメイクをしたのには切ない理由がある。(以下、ややネタバレあり。)
本作は主演の生田斗真ふんする、ぶっきらぼうだが生徒思いの“伊藤先生”と、彼に生まれて初めての恋をする純朴な高校生・響のラブストーリー。公開された写真には、とある日の登校シーンが写し出されている。何でもない朝のひとコマのようだが、よく見ると、親友の千草(森川葵)や浩介(竜星涼)と下駄箱で話す響には普段の様子からは考えられないほど濃いメイクが施されている。
実はこの前日、初恋に戸惑いながらも「好きになってもいい…?」と伊藤先生にまっすぐに気持ちを伝えた響。だが、伊藤からは「俺はやめとけ。俺が教師で、お前が生徒だからだ」と冷たく返され、ついには「キツいんだよ。お前にそうやって、ガンガン気持ちをぶつけられるのが。迷惑だ」と決定的な一言を浴びせられてしまう。涙にくれた響は、泣きはらした顔を隠すため、千草の助けを借りて慣れないメイクに挑戦したのだ。
伊藤先生にフラれたショックから高校生らしい“普通の”恋愛に心を向けようと、放課後に合コンにまで参加してしまう響の純粋さには、可愛らしいと思うと同時に胸が痛くなる。その夜、「先生を好きになることが、何でいけないことなの!? たとえ振り向いてもらえなくても、今は一番好きな人を好きでいたい!」と雨の中、響が苦しい胸の内を吐露するシーンにつながっていく。(編集部・小山美咲)