広瀬すず、10代最後に結婚を考える
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』に主演した広瀬すずが、10代最後の今年、自身の恋愛と結婚についての思いを語った。
生田斗真演じる伊藤先生に一途な恋をする女子高生・響にふんした広瀬。劇中では、教師と生徒だからと一歩引いた態度を崩さない伊藤を諦めようとした矢先、突然キスされるが……。「キスしておいて『魔が差した』とか言う人とは、結婚しないようにしようと思いました」と広瀬。「なんでそんなことを言うの?」と本気で傷ついてしまうと、本音を明かした。
多くの映画に参加している広瀬だが、意外にもラブストーリーは本作が初。学園ものへの出演も多いが、スポ根ものが多く、初の恋愛ものにさんかできてうれしかったと明かした。撮影中は、劇中のヒロインの感情に自身も左右され、「自分をコントロールできなくなる感じや、人を思うことの痛みが今回初めてわかりました」としみじみ。「これまで仕事が一番で、結婚はできたらいいけど1人でも生きていけると思っていましたが、『恋したいな』『楽しそうだな』って思うようになりました」と恋愛によって成長できることを、本作を通して知り、恋愛観が変わったという。
そんな広瀬は、伊藤先生の大人な対応について「突き放してくれたから、響は前に進めたんだと思います」と理解を示し、「観てくれた人にも、好きな人にがむしゃらになってほしいと思います」と全国の片想い中の観客にエールを送った。(取材・文:早川あゆみ)
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は全国公開中