『セックス・アンド・ザ・シティ』キャストに友情なんてなかった…キム・キャトラルが衝撃告白
映画化もされた『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズではキャリー、ミランダ、シャーロット、サマンサの4人は親友だったが、演じたキャストたちは「友達だったことなど一度もない」とサマンサ役のキム・キャトラルがショッキングな告白をした。
英ITVのトーク番組「Piers Morgan’s Life Stories」に出演したキムは「わたしたちは“同僚”だったの。ある意味、健康的な関係よ。なぜなら仕事とプライベートの線引きをきちんとできるから」とコメント。「彼女たちには子供がいるし、わたしは10歳も年上。テレビシリーズが終わってからはニューヨークの外で多くの時間を過ごしてきたから、彼女たちと会うこともなかった。わたしたちの唯一の共通点はテレビシリーズで、それは終わってしまったの」と3人と最後に話をしたのはいつだったかも覚えていないくらい昔だという。
先日、映画版第3弾の製作中止が発表され、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーが「がっかりしたわ。美しく、ファニーで、楽しい台本だったのに」と無念の思いを口にしていた。キムはこの件について「第3弾に出演しないと決めた時のことをはっきりと覚えている。昨年12月に電話を受けて、『ありがとう。でもわたしはやらないわ』と言ったの。それで終わりだった。それなのに、今やわたしが1年近くノーと言い続けてきたとか、ディーバのように要求が多かったとかネガティブな報道をされている。これは『セックス・アンド・ザ・シティ』の人たち、特にサラ・ジェシカ・パーカーのせいよ。理解してくれてもよかったのに。本当にそう思う」と嘆き、決断は単に60代になり、人生の新たな章を歩むためだと明かした。
なお、サマンサ役は大好きで、ほかの女優が演じることは大歓迎とのこと。「アフリカ系アメリカ人のサマンサとか、ヒスパニックのサマンサとかもいいんじゃない?」と続けていた。
ニューヨークに暮らす独身女性4人組の本音を赤裸々に描いた『セックス・アンド・ザ・シティ』のテレビシリーズは1998年から2004年まで6シーズンにわたって放送され、2008年と2010年に映画化されている。(編集部・市川遥)