プリキュア新作1位!ブレラン続編もヒットスタート!
映画週末興行成績
女児向け人気テレビアニメシリーズの劇場版『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』が30日に興行通信社が発表した土日2日間(10月28~29日)の全国映画動員ランキングで初登場ナンバーワンを飾った。台風が列島を直撃した週末となったが、2日間で17万659人を動員し、興行収入は1億9,310万1,900円だった。
【動画】『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』予告編
1982年公開のカルトSF、35年ぶりの続編として制作された『ブレードランナー 2049』も2位に初登場。動員14万9,947人、興収2億2,649万3,800円と大ヒットスタート。前作のファンである40~50代の男性を中心に、新たに本作を知った若い層、『ラ・ラ・ランド』などでライアン・ゴズリングのファンとなった女性層まで幅広く集客した。IMAX-3Dの稼働率が高く、興収に占める割合は19.3%。観客の約5人に1人がIMAX-3Dで観たことになる。109シネマズ二子玉川、TOHOシネマズ新宿ほかのIMAXスクリーンでは上映期間延長が決定した。初日の金曜をあわせた3日間の累計動員は20万4,100人、累計興収は3億528万3,600円で早くも3億円超え。全国映画興収ランキングでは1位を記録した。
人気漫画家・河原和音の同名コミックを、生田斗真、広瀬すず共演で実写映画化した『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は5位に初登場。動員9万9,245人、興収1億2,650万7,650円だった。
先週1位スタートを切った『ミックス。』は今週3位にランクダウンしたものの、先週末の成績は動員14万7,329人、興収1億9,369万8,000円と好調をキープ。累計動員は49万2,387人、累計興収は6億3,270万7,800円となった。『斉木楠雄のΨ難』は4位で続き、累計動員36万8,106人、累計興収4億5,321万2,200円となっている。
そして公開4週目となる『ナラタージュ』もベストテン圏内をキープ。累計動員77万6,595人、累計興収10億1,870万1,500円となり、興収10億円を突破している。
今週末は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『氷菓』『デンジャラス・ドライヴ』『シンクロナイズドモンスター』『ゴッホ 最期の手紙』『ノクターナル・アニマルズ』『We Love Television?』『Ryuichi Sakamoto: CODA』『KOKORO』『キセキの葉書』『おじいちゃん、死んじゃったって。』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2017年10月28日~29日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』:1週目
2(初)『ブレードランナー 2049』:1週目
3(1)『ミックス。』:2週目
4(2)『斉木楠雄のΨ難』:2週目
5(初)『先生! 、、、好きになってもいいですか?』:1週目
6(3)『バリー・シール/アメリカをはめた男』:2週目
7(4)『劇場版 Fate / stay night [Heaven's Feel] 第一章「presage flower」』:3週目
8(初)『特別版 Free!-Take Your Marks-』:1週目
9(5)『アウトレイジ 最終章』:4週目
10(7)『ナラタージュ』:4週目