嵐・二宮和也、メンバーの優しさに「グッと来た」
嵐・二宮和也が3日、東京・TOHOシネマズ上野で行われた映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』初日舞台あいさつに登壇し、メンバーの優しさに「グッと来た」というエピソードを明かした。イベントには西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、西畑大吾(関西ジャニーズJr.)、竹野内豊、滝田洋二郎監督も登場した。
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朝から数えて7回目となる舞台あいさつに現れた二宮は、疲れも見せず、「全国の皆さん、二宮ですよ!」とご機嫌にあいさつ。しかも、この日は嵐デビュー18周年となる記念の日で、会場中から大きな拍手をもらうと「嵐のみんなもどこかの劇場で見て喜んでいると思います」ともっともらしく話し、会場の笑いを誘った。そんな中、綾野は「(嵐の)結成は9月ですけど」と補足し、“嵐愛”を見せつけていた。
その後、本作で感動の涙を流す観客が続出していることから、最近泣いたことを尋ねられると、宮崎は現在開催中の第30回東京国際映画祭で自身が出演した『EUREKA ユリイカ』(2001)が上映され、その際に10年ぶりに青山真治監督と再会したことや映画の素晴らしさを痛感したことなどにより「1週間くらいすごく泣いちゃって」と吐露。西島も同映画祭で18年前からの友人がドキュメンタリー映画の舞台あいさつに立っているのを見たときに「立派になったなと泣きました」と感動エピソードを紹介した。
すると二宮は「涙こそ出てはいないですけど、心にグッと来た話でもいいですか?」と許可をもらうと、カエルを捕まえるというロケVTRを嵐のメンバーと見ていた時に「『よくカエルに触ったね』と褒めてくれてグッとしました」とコメント。毛色の違うエピソードに客席から笑いが漏れる中、「カエルがヌルヌルしていて、そういう生き物に触れることがすごく嫌だった」と渋い顔を見せる二宮は、ロケ中も絶叫しながら挑んだそうで、「わかってくれる人はわかってくれるんだな……」とメンバーの優しさを噛みしめていた。
本作は、70年前に天皇の料理番・山形直太朗(西島)が考案し、歴史の闇に消えた幻のフルコース「大日本帝国食菜全席」の謎を、どんな味でも再現できる絶対味覚“麒麟の舌”を持つ天才料理人・佐々木充(二宮)が追うミステリー。
この日は、明日オープンするTOHOシネマズ上野と本作の公開を祝い、二宮らによるテープカットも行われた。(取材:錦怜那)
映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』は全国公開中