訳アリ物件を浄化するバイト…?池田エライザ主演、オカルトファンタジー来年公開
池田エライザが主演を務め、いわくつきの訳アリ物件をめぐる主人公とそこに居座る幽霊たちのふれあいを描くオカルトファンタジー映画『ルームロンダリング』が2018年に公開されることが明らかになった。池田のほか、キャストにはオダギリジョー、渋川清彦、健太郎、光宗薫らが名を連ねる。
池田が演じるのは、訳アリ物件ばかりに引っ越しを繰り返すうちに幽霊が見えるようになってしまったヒロイン・八雲御子。天涯孤独だった御子は、母親の弟である雷土悟郎(オダギリ)から紹介された、訳アリ物件に自分が住むことによって物件を浄化する“ルームロンダリング”のアルバイトをしているのだった。
本作は、新たな映像クリエイターの発掘を目的としてプロ・アマを問わず広く企画募集を行うコンペティション・TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015 にて、準グランプリを受賞したオリジナルストーリー。幽霊たちと会話ができるようになる主人公を演じた池田は「御子として様々な人に出会い影響を受けていくことが、わたしにとってとても有意義な時間であり、とても大切な時間でした。誰に出会い、何を思い、何を大切だと思うか。それが人の心を育てていくということを、命の垣根をこえて教えてくれる作品になりました」とコメント。
オダギリは、「残念ながら、今の時代、オリジナルの脚本を映画化する事は容易ではありません。そんな中でTSUTAYAさんのこうした取り組みはすばらしいと思いますし、微力ながら応援したい気持ちでこの企画に参加することにしました」と語りつつ、「そしてもちろん、想いの詰まった脚本がとてもユニークでしっかりと魅力のある世界観を感じさせてくれた事も、参加したいと思った大きな理由でした」と出演への経緯を明かした。(編集部・小山美咲)