『007は二度死ぬ』ボンドガール カリン・ドールさん死去
映画『007』シリーズ第5作『007は二度死ぬ』(1967)でボンドガールを演じたドイツ人女優のカリン・ドールさんが現地時間6日にミュンヘンで亡くなった。現地メディアBild.deに息子が明かしたもので、79歳だったという。
カリンさんは2016年、転倒して意識を失う事故に遭遇。その後、回復を見せたというが、今年3月に体調が悪化し、亡くなったという。
ドイツのヴィースバーデン生まれ。ショーン・コネリーがボンド役を務め、日本から若林映子、浜美枝、丹波哲郎も出演した『007は二度死ぬ』で悪役のボンドガール、ヘルガ・ブラントを演じたほか、クリストファー・リー主演の映画『怪人フー・マンチュー』(1964)や、アルフレッド・ヒッチコック監督作『トパーズ』(1969)などに出演した。(編集部・入倉功一)