容疑者全員ロバート秋山…1人10役ドラマ「黒い十人の秋山」放送
ロバートの秋山竜次が1人10役に挑むドラマ「黒い十人の秋山」が年末にテレビ東京系で放送されることが明らかになった。架空の人物にふんする人気企画クリエイターズ・ファイルで、キャラクターの作り込みとなりきりぶりに定評のある秋山が、オペラ歌手、美人秘書、外国人画家といった10人の色濃いキャラクターを演じ分けるミステリードラマで初のドラマ単独主演を遂げる。
この企画は、秋山のクリエイターズ・ファイルが大好きだというテレビ東京・濱谷晃一プロデューサーの「容疑者が全員秋山さんだったら面白いな……」という思いから実現。濱谷プロデューサーは「企画書の表紙だけ編成に見せたら、まさかの『やろう!』という返事が……テレビ東京っておかしな会社だと思いました」と吐露しつつも、「企画はぶっ飛んでいますが、内容は本格ミステリーを目指しています」と意気込む。
ドラマが描くのは、嵐の夜に、離島のホテルで起きた殺人事件。犯人の可能性がある容疑者のオペラ歌手、美人秘書、外国人画家、建設会社社長、美容整形外科医、サーファー、プロゴルファー、ファッションモデル、猫を飼う男、トータル・ファッション・アドバイザーの10人全員を秋山が演じる。この挑戦について秋山本人は「僕はもちろん頑張りますが、カツラ業者さん、メイクさん、スタイリストさんにもかなりの負担がかかると思いますので頑張ってください(笑)」とコメントしている。
本作には、秋山のほかにも刑事、被害者役で、豪華な実力派俳優陣の出演が決定しているとのこと。(編集部・小山美咲)