真木よう子の降板を東宝が発表 板谷由夏が代役
女優の真木よう子が、『モテキ』『バクマン。』などの大根仁がメガホンをとる映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年公開)を降板し、代役を板谷由夏が務めることが10日、東宝株式会社より映画の公式サイトを通じて発表された。
かつて青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ“SUNNY(サニー)”の約22年後の再会を描く本作で、グループのリーダーで末期ガンに侵された芹香を演じる予定だった真木。主人公の奈美(篠原涼子)が芹香の病状を知ったことから、「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」という彼女の願いを叶えるために動き出すという重要な役どころだった。
東宝への取材によると、10月下旬に真木の所属事務所から体調不良を理由に降板の申し入れがあった。映画の撮影は始まっていたが、真木はまだクランクインしていなかったため代役を立てて進めたという。
本作は、2011年に韓国で745万人動員のヒットを記録し、日本でも多くのファンを持つ韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』の舞台を日本に移し、1990年代のJ-POPや流行のファッションを散りばめて再構築するもの。“SUNNY(サニー)”のメンバーに、篠原、真木の代役を務める板谷のほか、広瀬すず、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美が決定している。
なお、真木が役所広司、松坂桃李らと共演する映画『孤狼の血』は当初の予定通り2018年5月12日に公開される見込みとなっている。(編集部・石井百合子)