ルイス・C・K、セクハラ認める クロエ・モレッツ共演作も公開中止
New York Times 紙の記事で、5人の女性が米コメディアンで俳優のルイス・C・Kにセクシャルハラスメントを受けたと主張していることについて、ルイスは事実であると認めた。
【写真】ルイス・C・K出演『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
この女性らは目の前、または電話口などでルイスが自慰するのを見させられたり、聞かされたりする被害に遭ったという。
彼女たちの主張を認めたルイスは、陰部を取り出していいかと毎回聞いてから行動したものの、力のある立場にある自分が聞いても相手は断れなかったことを後に理解し、その力を乱用したことも認めている。自分の取った行動を反省し学んだと言っているが、声明には女性たちに対する謝罪の言葉は含まれていない。
今回のスキャンダルで、自閉症患者のためのHBOのチャリティー番組「ナイト・オブ・トゥ・メニー・スターズ(原題) / Night of Too Many Stars」に出演予定だったルイスはカットされたほか、Netflixと契約していた2本のスタンドアップ特別番組は、2本目の録画が中止になっている。4月に配信された1本目はライブラリーに残す意向のようだ。また、クロエ・グレース・モレッツと共演し、11月17日にアメリカで封切り予定だった映画『アイ・ラブ・ユー・ダディ(原題) / I Love You, Daddy』も公開が中止されている。(澤田理沙)